サービス管理責任者、児童発達支援管理責任者の実践研修が令和3年度より開催されます!

サビ管、児発管研修

平成31年度にサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の研修制度が見直されました。
それから早2年あまり。令和3年度より実践研修がはじまります。
今一度、サービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の配置要件や経過措置等を整理していきます。

サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の配置要件は?

以下の2つの要件を満たす必要があります。

  • 実務経験要件
     
  • 研修終了要件
  • 資格を取得:基礎研修を修了し、更に実践研修を修了
  • 資格を維持:実践研修修了の翌年度から5年間の間に1度更新研修を修了(以降5年ごとに受講)

研修受講の流れ

研修受講の流れ

次の1~3のいずれかに該当する者は、実践研修から受講し直しが必要です。

  1. 令和6年3月末までに更新研修を受講しなかった旧研修修了者
  2. 実践研修修了後5年以内に更新研修を受講しなかった者
  3. 旧研修修了者の方で1回目の更新研修を修了した翌年度から5年以内に更新研修を受講しなかった者

基礎研修

受講対象者
 サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者として従事しようとする者で基礎研修受講要件となる実務経験を満たす者
 実務経験年数(配置要件)に2年満たない段階から受講できます。
 (実務経験表参照)

みなし配置
 実務経験要件を満たしている者で、かつ平成31年4月から令和4年3月末までに基礎研修修了者となった場合、基礎研修修了後、3年間に限りサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の要件を満たしているものとみなされます。

 ただし、基礎研修修了となった翌日から3年間に2年の実務経験を積んで実践研修を受講する必要があります

基礎研修受講の流れ

2人目配置
 すでに事業所にサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者が配置されている場合、基礎研修修了者を2人目以降に配置するサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者として配置することができます。
 実践研修受講前でも個別支援計画の原案の作成に係る業務を行うことができます。

実践研修

受講対象者
 以下の2つの要件を満たす者

  1. 相談支援従事者初任者研修(講義部分)を修了した者
  2. 基礎研修修了者となった翌日以降、実践研修受講までの5年間に通算して2年以上、相談支援業務または直接支援業務に従事した者
     
実践研修受講のための実務経験

※福井県では、令和4年1月ごろ開催予定。

更新研修

受講対象者
 以下のどちらかの要件を満たす者

  1. 現在、サービス管理責任者・児童発達支援管理責任として従事している者
  2. 過去5年間に2年以上のサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の実務経験があること

平成31年3月31日までに従事要件を満たす者(旧研修修了者)は令和6年3月31日までは実務経験に関係なく(実際にはサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者として従事していない者も)更新研修を受講できます。

旧研修修了者は、令和6年3月31日までに更新研修を受講しなければ、令和6年4月1日以降、サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の職務ができなくなります。

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