平成31年度からのサービス管理責任者研修はどう変わるのか?

サービス管理責任者研修

平成31年度より、サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者研修が変わります。

 

 

 

 

○変更予定内容○

  1. 研修が、基礎研修・実践研修・更新研修に分かれます。
    基礎研修は、実務経験に2年満たない段階から受講可
    実践研修、更新研修の受講に当たっては、一定の実務経験の要件が設定されます。

 実務経験の要件

  •  実践研修:過去5年間に2年以上の相談支援又は直接支援業務の実務経験がある
  •  更新研修:過去5年間に2年以上のサービス管理責任者等の実務経験がある又は現にサービス管理責任者等として従事している

 

2.サービス管理責任者研修の分野別研修、児童発達支援管理責任者研修のカリキュラムを統一し、共通で実施。
 従来は、各分野別(介護、地域生活(身体)、地域生活(知的・精神)、就労、児童)で研修を実施しており、修了した分野のサービス管理責任者(児童発達支援管理責任者)に従事することしかできませんでした。
 全分野のカリキュラムが統一され、共通で研修実施となるので、全分野のサービスにサービス管理責任者等として従事することが出来るようになります。

ただし、従来どおり「相談支援従事者初任者研修」の受講は必須ですので受講し忘れないようにしてください

平成30年度までのサービス管理責任者研修を受講済みの方は、共通カリキュラムの修了者とみなし、全分野のサービスに従事することができます。

 

3.直接支援業務による実務要件が10年から8年に緩和されます。

4.配置時の取扱いの緩和

  現行

見直し後

研修終了後にサービス管理責任者として配置可

すでにサービス管理責任者が1名配置されている場合は、基礎研修修了者は、2人目のサービス管理責任者として配置可

個別支援計画原案はサービス管理責任者のみ作成可

実務経験が2年満たない基礎研修修了者も個別支援計画原案の作成可

 

 

 

「事業開始後1年間は、実務経験のあるものについては、研修を修了しているものとみなす」というみなし制度は平成31年3月31日で廃止となりました。

今後は、研修受講済みでないとサービス管理責任者、児童発達支援管理責任者にはなれませんのでご注意を!

 


みなし制度が廃止になったので、どうなるのかと思いましたが、研修制度が共通カリキュラムになるということでハードルは下がったのかなと思います。

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